【TIFFCOM 2026】第7回「Tokyo Gap-Financing Market」企画募集を開始。過去参加3作品が本年度カンヌ選出

第7回「Tokyo Gap-Financing Market(TGFM)」が、5月8日より参加企画の募集をスタート。開発中の映画企画が国際投資家と資金調達商談を行うマーケット。全予算の60%以上確保済みで、アジア要素を含む70分以上の長編映画が対象。

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【TIFFCOM 2026】第7回「Tokyo Gap-Financing Market」企画募集を開始。過去参加3作品が本年度カンヌ選出
【TIFFCOM 2026】第7回「Tokyo Gap-Financing Market」企画募集を開始。過去参加3作品が本年度カンヌ選出

第39回東京国際映画祭(TIFF)に併設されるマルチコンテンツマーケット「TIFFCOM 2026」。同イベント内で10月28日から30日にかけて開催される第7回「Tokyo Gap-Financing Market(TGFM)」が、5月8日より参加企画の募集をスタートした。応募締切は2026年7月21日。

資金調達の確実性を高める実践的な企画マーケット

TGFMは、開発中の映画企画の代表プロデューサーが、国際的なセールスエージェントや配給会社、投資家といったエキスパートと個別ミーティングを行う場だ。不足している製作資金(ギャップ・ファイナンシング)の調達を後押しする、ビジネスに特化したマーケットとなっている。

大きな特徴は、「全予算の60%以上をすでに確保していること」を応募条件としている点。資金調達のゴールが見えた、完成の見込みが高い作品が集まる仕組みになっており、国内外の投資家やバイヤーとより具体的で踏み込んだ商談ができる。

アジア要素を含む長編映画(実写・アニメーション)が対象

募集するのは70分以上の長編映画の企画。実写かアニメーションかは問わず、予算規模やジャンルの制限もない。 ただし、先ほどの資金調達の条件に加えて、「アジアの国・地域からの企画、またはアジア要素を含む国際企画」であることが必須要件となる。

これはアジアを代表するマーケットであるTIFFCOMならではの特性を活かしたものだ。イベント自体はTIFFCOM会場に隣接する東京ポートシティ竹芝のポートスタジオにて行われ、アジアと世界の映像ビジネスをつなぐハブとしての役割を担う。

過去参加企画から3作品が2026年カンヌ映画祭に公式選出

TGFMの確かな実績を示すように、2026年のカンヌ国際映画祭には過去の参加企画から3作品が公式選出された。ホルヘ・ティエレン・アルマンド監督の『Death Has No Master』(2024年参加)とソンポット・チトカソンポン監督の『9 Temples to Heaven』(2024年参加)が「監督週間」に、コンスタンティナ・コッツァマーニ監督の『Titanic Ocean』(2021年参加)が「ある視点」部門にそれぞれ出品されている。

近年は実写だけでなく、アニメーション作品が世界の主要な映画祭で高く評価されるケースも増えてきた。国際共同製作や海外展開を見据えるプロデューサーにとって、TGFMは非常に魅力的なステップと言えるだろう。

開催概要:Tokyo Gap-Financing Market(TIFFCOM 2026)

《Branc編集部》

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