英国文化・メディア・スポーツ省(DCMS)は2026年4月14日、全国130の文化施設・博物館・図書館に対し、総額1億2780万ポンドの助成金を交付すると発表した。本会期中に最大15億ポンドの投入を掲げる大型文化インフラ支援策「Arts Everywhere Fund」の第1弾にあたり、運営・交付はアーツカウンシル・イングランド(ACE)が担う。
助成は3つのファンドで構成されている。劇場・パフォーミングアーツ施設・ギャラリー・グラスルーツ音楽会場など74施設を対象とする「Creative Foundations Fund(CFF)」に9600万ポンド、28の博物館のインフラ整備を支援する「Museum Estate and Development Fund(MEND)」に2550万ポンド、28の図書館サービスの建物・テクノロジー更新向けの「Libraries Improvement Fund(LIF)」に630万ポンド。Arts Everywhere Fund全体では、イングランド各地の1000カ所以上の文化施設・博物館・図書館・歴史的建造物の保全を目標としている。
舞台・ミュージアム関連施設の主要施設が多数、助成の対象に
CFFの対象には、舞台・ミュージアム産業に直結する施設が目立つ。ロンドンのサウスバンク・センターが最大の1000万ポンドを獲得し、ウォリックシャーのロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)が約729万8800ポンド、プリマスのシアター・ロイヤルが約835万6000ポンド、サルフォードのザ・ローリー・センター・トラストが850万ポンドを受領する。ロイヤル・バレエ・アンド・オペラにも500万ポンドが交付される。

