韓国映画産業、映画人のキャリア情報を「より正確・簡便」に。クレジット収集体制を刷新し統合窓口を開設

韓国映画振興委員会はキャリア情報管理の信頼性向上と利便性改善のため、クレジット収集体制と統合窓口を刷新し、2027年に高度化を目指す。

グローバル アジア
韓国映画産業、映画人のキャリア情報を「より正確・簡便」に。クレジット収集体制を刷新し統合窓口を開設
韓国映画産業、映画人のキャリア情報を「より正確・簡便」に。クレジット収集体制を刷新し統合窓口を開設

韓国映画振興委員会(以下、KOFIC)は2025年12月11日、映画人のキャリア情報をより正確かつ体系的に管理するため、「韓国映画クレジット収集体制の整備」および「映画情報統合管理窓口の開設」を行うと発表した。これにより、映画界におけるキャリア管理の信頼性向上と、データベースの利便性改善が期待される。

KOFIC(委員長 ハン・サンジュン)はこれまで、映画館入場券統合ネットワーク(KOBIS)上の作品参加履歴サービスや、クレジット情報の収集状況を分析し、改善策を模索してきた。今回の措置はその短期実行課題として、キャリア確認サービスのインフラとなる情報収集・管理体制を抜本的に見直す。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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