インドネシアの映画市場が、パンデミック後の回復において近隣諸国を圧倒する急成長を見せている。JAFF MarketとCinepointが発表した最新レポートによると、2024年の興行収入は3億9,200万米ドルに達し、台湾(1億9,600万米ドル)、香港(1億7,500万米ドル)、タイ(1億3,000万米ドル)を大きく引き離して東南アジアにおいて最大規模の映画市場となった。特筆すべきは、この成長がハリウッド大作ではなく国産映画によって牽引されている点であり、自国映画のシェアは65%に達している。

