Jストリームとイノコス、「Inter BEE 2025」でOTTワークフローのEnd to Endデモを披露

JストリームとイノコスがInter BEE 2025でOTT配信のEnd to Endデモと統合ソリューションを展示し、映像伝送から視聴まで一貫体験を提供する

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Jストリームとイノコス、「Inter BEE 2025」でOTTワークフローのEnd to Endデモを披露
Jストリームとイノコス、「Inter BEE 2025」でOTTワークフローのEnd to Endデモを披露

動画配信ソリューションを提供する株式会社Jストリームは、2025年11月19日から21日まで幕張メッセで開催される「Inter BEE 2025」に出展する。今回はグループ会社の株式会社イノコスと共同でブース(展示ホール7、小間番号7506)を構え、OTTサービスに必要な配信基盤を網羅した「OTT-Stream Products」を展示。特に、現場での映像伝送から視聴者への配信まで、OTT配信のワークフローを一貫して体験できるEnd to Endのデモンストレーションを実施する。



統合製品群「OTT-Stream Products」を展示、FASTやDRM対応など多様なニーズに応える

出展の中核となる「OTT-Stream Products」は、OTTサービスに必要なMAM(Media Asset Management)、CMS(Content Management System)、OVP(Online Video Platform)、CDNを統合した製品群だ。メディア企業の多様なニーズに応えるため、用途に合わせて柔軟に組み合わせ、理想的な配信サービスの実現をサポートする。

ブースでは、以下の主要製品が紹介される。

  • Stream MAM
    動画ファイルとメタ情報を一元管理するCMS。複数動画の一括入稿や柔軟なメタデータ管理、YouTube等への配信制御機能を備え、素材登録と入稿管理を一元化。動画配信業務の効率化と運用工数の削減を実現する。

  • Stream Suite
    編成型動画配信(FAST:無料広告付きストリーミングTV)の実現に特化した配信管理CMS。ライブとVODの混合編成や放送設備連携による半自動IP再送信などに対応し、広告を通じた新たな収益機会の創出を支援する。

  • Stream BIZ
    課金決済機能や会員管理など、OTTサービスに必要な基本機能を網羅したオーダーメイド型CMS。広告付き配信やキャンペーン管理など、事業者固有の要件に合わせたカスタマイズ開発も可能で、初期コストを抑えつつ短期間でのサービス開始を実現する。

  • Stream CORE
    Jストリームが約30年のノウハウを活かし開発したOVPサービス。DRMソリューション「Widevine」や「FairPlay」に対応。シングルテナント式のフルクラウド環境で提供され、他クライアントの影響を受けずに安定した運用が可能。

現場の映像伝送から視聴まで一貫体験

ブースでは、スタジアムやイベント会場からの映像伝送を想定し、クラウドに上がる前の「現場での映像伝送」から、Jストリームのクラウド配信基盤を経由した「視聴者への配信」まで、OTTワークフロー全体を体験できるデモンストレーションを実施する。メディア企業やイベント主催者が求める、安定したライブ配信やVOD運用の実現に向けた、より包括的かつ具体的なソリューションを提示する。

【開催概要】

名称:Inter BEE 2025(https://www.inter-bee.com/ja/

会期:
11月19日(水)10:00~17:30
11月20日(木)10:00~17:30
11月21日(金)10:00~17:00

会場:幕張メッセ
〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目1

入場:無料(全来場者登録入場制)

主催:一般社団法人 電子情報技術産業協会

《Branc編集部》

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