ゲームの映像化、プレイヤー数を最大490%増やす効果―Ampere Analysis調査

英国の調査会社Ampere Analysisは、ビデオゲームのドラマシリーズ化や映画化が、原作ゲームのプレイヤー数を平均で約140%増加させるとの調査結果を発表した。これは、ゲーム内でのアップデートや単体の施策による増加率をはるかに上回る数値だ。

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英国の調査会社Ampere Analysisは、ビデオゲームのドラマシリーズ化や映画化が、原作ゲームのプレイヤー数を平均で約140%増加させるとの調査結果を発表した。これは、ゲーム内でのアップデートや単体の施策による増加率をはるかに上回る数値であり、メディアミックス戦略の重要性を改めて示す結果と言える。

2024年にPrime Videoで配信されたドラマ『フォールアウト』は、同フランチャイズの月間アクティブユーザー(MAU)を約490%急増させた。また、HBOが制作した『THE LAST OF US』は、2シーズンにわたり400万人以上の新規プレイヤーを獲得するなど、映像化がゲームのエンゲージメントに絶大な効果をもたらしている。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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