甲信地方初のIMAXシアターを導入「イオンシネマ須坂」が10月開業、全9スクリーン

イオンエンターテイメント株式会社は、長野県須坂市に甲信地方(長野県・山梨県)初となるIMAX®シアターを備えた映画館「イオンシネマ須坂」を、2025年10月3日に開業すると発表した。

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イオンシネマ須坂の館内イメージ
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全国でシネマコンプレックス97劇場を運営するイオンエンターテイメント株式会社は、長野県須坂市に甲信地方(長野県・山梨県)初となるIMAX®シアターを備えた映画館「イオンシネマ須坂」を、2025年10月3日に開業すると発表した。

最新映像技術「IMAXレーザー」を甲信地方に初導入

同劇場の目玉となるのは、革新的な4Kレーザー投影システム「IMAXレーザー」の導入だ。この技術により、鮮やかで明るく、コントラストが深い超高解像度の映像をIMAX独自の大型スクリーンで提供する。

音響面では最新の12chサウンドシステムを採用。臨場感あふれるサウンドがシアター全体を包み込み、観客に圧倒的な没入体験を提供する設計となっている。

全9スクリーンにレーザープロジェクター完備、デジタル化推進

イオンシネマ須坂では、IMAXシアターを含む全9スクリーンにレーザープロジェクターを導入する。この全館レーザー化により、どのスクリーンでも明るく色彩豊かで高コントラストな映像品質を統一して提供することが可能となる。

劇場運営面では、デジタル技術を積極的に活用した効率化を図る。売店にはセルフオーダー方式を導入し、待ち時間の短縮と運営効率の向上を実現。また、チケット購入から入場までをスマートフォンで完結できるデジタルチケットシステムに対応し、顧客利便性の向上を図る。

快適性を重視した劇場設計、地域商業施設との連携

座席には全席に両肘付きの独立シートを採用し、パーソナルスペースを重視した快適な鑑賞環境を整備する。劇場は同日オープンの大型商業施設「イオンモール須坂」4階に位置し、ショッピングや飲食、エンターテイメント機能との連携による相乗効果を狙う。

イオンエンターテイメントは現在、全国97劇場のシネマコンプレックスを運営する業界大手である。同社は今回の新劇場について「末永く地域に愛される、笑顔集まるシネコンを目指す」とし、映像・音響技術の革新とサービス向上により、地域の映画体験の質的向上を図る方針を示している。

施設概要

  • 劇場名:イオンシネマ須坂

  • 所在地:長野県須坂市大字福島386番地1 イオンモール須坂4階

  • 開業予定日:2025年10月3日(金)

  • スクリーン数:9スクリーン(IMAX®シアター1スクリーン含む)

  • 運営会社:イオンエンターテイメント株式会社

《Branc編集部》

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