6月8日から開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭は、女性クリエイターの地位向上とジェンダー平等へのコミットメントを改めて表明した。2015年に女性アニメーションに焦点を当てた特集を開催して以来10年が経過し、今回のイベントはこれまでの進捗を検証し、現在の女性クリエイターやアニメーション専門家の声に光を当てるものとなる。
CITIA(Images and Creative Industries)のCEOであるミカエル・マラン氏は、「2015年以降、審査員、理事会、そしてCollectif 50/50、Les Femmes s'Animent、Women in Animationといった協力団体とのパートナーシップにおいて、ジェンダー平等を推進する努力を弛まず続けてきた」と強調。2025年は、この10年を機に、さらなる進化とガラスの天井打破を目指し、女性クリエイターに活躍の場を提供していく意向だ。