動画配信大手のNetflixとブラジル観光機関「Embratur」は30日、南米最大級のクリエイティブイベント「Rio2C」開催中に映像コンテンツを活用した観光振興に関する協定を締結したと発表した。
今回の協定は、Netflixがフランスやスペインで展開してきた成功事例を参考に設計されている。ブラジルの観光ポテンシャルを、すでに世界的な視聴者を獲得している作品群と関連付けるプロモーション映像の制作が予定されている。
対象作品には、アマゾン熱帯雨林で撮影された「Cidade Invisível(見えない街)」、トランコーゾ(バイーア州)やボン・ジャルジン・ダ・セーラ(サンタカタリーナ州)などの観光地で撮影された「Casamento às Cegas Brasil(ラブ・イズ・ブラインド:ブラジル)」、サンパウロ郊外の都市景観を特色とする「Sintonia」などが含まれるという。