一般社団法人コミュニティシネマセンターは、日本の映画上映活動の現状に関する調査報告書「映画上映活動年鑑2024」をオンラインで公開した。
本年鑑は、映画を単なる産業・コンテンツの一部として捉えるだけでなく、文化事業、教育事業、公共的な事業としても位置づけ、映画館での「興行」に加え、「映画館以外」で行われる公共的な上映活動など、幅広い視点からデータを収集・分析している。特に、各地のミニシアターの状況、地域ごとの映画館の偏在、そして全国で開催される多様な映画祭に関する詳細な情報が網羅されており、日本の映画文化を多角的に理解する上で貴重な資料となる。