オーストラリア、ドイツ、イギリスなど世界各国の映画製作に対する税制措置・支援

各国が映像制作機会拡大のための優遇措置を導入。本記事ではオーストラリア、ドイツ、イギリスなどの具体的な施策をまとめている。

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Tax form with a calculator
Credit:Thanasis Tax form with a calculator

海外作品の国内ロケ誘致や、自国の映画産業を盛り上げるため、世界各国では様々な税制措置および補助金支援などの施策を行っている。

日本では、経済産業省や文化庁などが支援を行っており、国内作品への支援だけでなく、国際共同製作映画支援事業や海外に向けたプロモーション支援、海外制作会社の国内に誘致するための支援などが用意されている。海外作品を例にとると、実際にアーミル・カーン・プロダクション製作、インド人俳優サイ・パラヴィとジュネイド・カーン主演映画『Ek Din』が今年1月に北海道にて撮影され、また新たに米国・フランス・韓国から「海外制作会社による国内ロケ誘致等に係る支援」補助対象作品に選ばれている

そんな中、世界の国々ではどのような支援が取られているのか、2024年に入って報道された記事からいくつか紹介したい。(※記事掲載時点での情報。募集や制作のタイミングにより制度内容が変わる可能性がある)


《伊藤万弥乃》

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伊藤万弥乃

伊藤万弥乃

海外映画とドラマに憧れ、英語・韓国語・スペイン語の勉強中。大学時代は映画批評について学ぶ。映画宣伝会社での勤務や映画祭運営を経験し、現在はライターとして活動。シットコムや韓ドラ、ラブコメ好き。

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