Netflixは、今年韓国のリアリティ番組の制作を倍増させる予定と発表した。2023年に公開予定の8タイトルには、大ヒットデート番組「脱出おひとり島」のシーズン3と、1月下旬に公開された「フィジカル100」が含まれている。
「『脱出おひとり島』の企画書が出てきた2020年末、韓国にはデート番組があまりなかった。現地でそのギャップを埋めるために始めたが、結果的にグローバルにファンを獲得することになった。シーズン1は、韓国のリアリティ番組として初めて、非英語圏のグローバルトップ10にランクイン。シーズン2は4週間にわたり世界のトップ10にランクインし、さらに多くの視聴時間を獲得した」とNetflixの韓国リアリティコンテンツ担当マネージャーのユ・ギファン氏は述べている。
また、「Netflixのリアリティ番組の特徴の一つは、毎週1話ずつ放送するテレビ放送局とは異なり、公開前に全シーズンの制作が完了すること。そのため、より高いクオリティでお届けすることができ、ローカライズされた字幕や、国によっては吹き替えも提供しているので、190カ国以上の視聴者が同時に番組を楽しむことができる」とも述べている。
そのほか、今年公開予定として発表された番組は、女性主導の戦闘サバイバル番組「サイレン ~炎のバトルアイランド~」、Z世代が20歳になるまでの最後の1週間の生活を追跡する「19/20(Nineteen to Twenty)」、第3四半期にスタートするカカオエンターテイメントの「ゾンビバース」、最高5億ウォンの賞金が出るマインドゲームのサバイバルショー「Devil’s Plan」などが含まれている。また、2023年には2~3本のミッドフォーム型コンテンツも準備中であるという。ミッドフォームは30分の番組で、制作期間は3~4カ月。このため、現在のトレンドに合った番組を作ることができるのが特徴だ。
Source:Variety