ポップカルチャー横断の専門家コミュニティ「PPP:PopPowerProject」が、2026年7月2日、米ロサンゼルスで開かれる北米最大級の日本ポップカルチャーイベント「Anime Expo 2026」の場で、アカデミックシンポジウム「Why Japanese Content, Why Now? — Academic Symposium Presented by PopPowerProject」を開く。登壇するのは株式会社セガ、株式会社テレビ朝日、電通グループのキーパーソンで、日本コンテンツがいま置かれている位置と、これから広がりうる可能性について議論する。
セガ・テレビ朝日・電通グループが世界戦略の事例を共有
シンポジウムのテーマは「なぜ今、日本コンテンツは世界的な勢いを増しているのか」。アニメや実写、ゲーム、さらにクロスメディア展開までを射程に入れて議論が交わされる。
当日は株式会社セガ代表取締役 社長執行役員COOの内海州史氏が、世界で愛されるコンテンツやIPづくりについてプレゼンテーションを行う。内海氏は「ソニック」「龍が如く」「ペルソナ」といったIPのグローバル展開に携わってきた人物だ。
続く登壇者は株式会社テレビ朝日 ビジネスプロデュース局 国際ビジネス開発部の山田龍司氏。2026年4月に放送が始まったTVアニメ『あかね噺』の海外展開について、ローカライズやSNSプロモーション、海外イベントを通じた取り組みを紹介する。
dentsu anime solutions USAのリージョナル・ヘッド(北米)を務める松本整氏は、人気作『ガチアクタ』の北米プロモーション事例を語る。
パネルディスカッションで「持続的成長」への課題を考察
各社のプレゼンを受けたパネルディスカッションでは、日本コンテンツの躍進を支える創造面・産業面・国際的な要因を掘り下げ、今の勢いをどうすれば持続的な成長につなげられるかを話し合う。
ここにはエンタメ社会学者の中山淳雄氏も加わる。中山氏はRe entertainmentの創業者で、日本大学芸術学部特任教授や経済産業省エンタメ・クリエイティブ研究会の委員も務める人物。日本エンタメの海外展開をライフワークとし、著書に『エンタメビジネス全史』『推しエコノミー』などがある。事務局からはファッションブランド「PRI-SONAYE」プロデューサーで博士(メディアデザイン)の中村真鈴氏も顔をそろえる。
PPPは本シンポジウムを通じて、ファンコミュニティと産業界の双方が交差する国際的な場から、日本コンテンツの未来に向けた議論を発信していく方針だ。
【開催概要】
名称:Why Japanese Content, Why Now? — Academic Symposium Presented by PopPowerProject
日時:2026年7月2日 18:15~19:05(PDT/ロサンゼルス現地時間)
会場:Anime Expo 2026/Los Angeles Convention Center/Room 411
Anime Expoスケジュール:https://www.anime-expo.org/ax/schedule-2026/
PPPサイト:https://poppowerproject.com/

