KADOKAWAは2月12日、2026年3月期第3四半期の連結決算を発表した。売上高2,029億9,100万円(前年同期比1.7%減)、営業利益63億7,700万円(同59.7%減)となり、減収減益での着地となった。
利益面での大幅な落ち込みは、前期に記録的な業績を牽引したゲーム『ELDEN RING』やアニメヒット作の反動減が直撃したことが主因としている。加えて、出版事業における小規模タイトルの増加による限界利益の悪化や、中長期的な成長を見据えた編集者増などの人的投資の増加も利益を押し下げる要因となった。
前期の業績に暗い影を落とした大規模サイバー攻撃による影響は当期においてほぼ完全に消失しており、Webサービス事業や教育・EdTech事業は増益となった。出版・IP事業の大規模な再編を実行中であることとヒットの谷間の時期が重なり、厳しい数字となったが、ここから反転攻勢なるか、注目される。

