2025年ロサンゼルス撮影件数は前年比16.1%減の低水準──州税控除プログラム拡大の効果発現は2026年以降か

2025年のLA撮影は前年比16.1%減、TVドラマを中心に歴史的低水準となった。だがFilmLAはこれを想定内とし、税額控除拡大の効果が表れる2026年の回復を予測。基準緩和によるTVコメディの復調など、新制度が業界を下支えし始めている。

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出典:Film LA
出典:Film LA

ロサンゼルス圏の撮影許可を管理する非営利団体FilmLAは2026年1月15日、2025年第4四半期(10月~12月)および2025年通年の撮影活動報告書を発表した。

発表によると、2025年通年の総撮影日(Shoot Days: SD)は19,694日となり、2024年の23,480日から16.1%の減少となった 。第4四半期単独では4,625日を記録し、直前の第3四半期(4,380日)からは5.6%の増加を見せたものの、前年同期比では21.1%減となり、依然として回復の足取りは重い状況が続いている。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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