ウォルト・ディズニー・ジャパンは2026年1月、ウォルト・ディズニー・スタジオの2025年における全世界興行収入が65億8,000万ドル(約1兆293億円※)に達したと発表した。同社が年間興行収入ランキングで世界1位の座を獲得するのは、2019年以来6年ぶり、通算5度目となる。
※1ドル=156円換算
コロナ禍以降初の60億ドル突破、2位以下に20億ドルの大差
発表によると、ディズニーが全世界興行収入で60億ドル(約9,384億円)の大台を超えたのは、2016年から2019年の4年連続達成に続き、今回で5回目。
特筆すべき点は、2019年以降のコロナ禍を経て、単一スタジオとして60億ドルを突破した初の事例となったことだ。2025年の年間興行成績においては、2位以下のスタジオに対し20億ドル(約3,128億円)以上の差をつけており、市場における圧倒的なシェアを示した形となった。
ヒットを牽引した3本の「ビリオン・ダラー」作品
2025年の好成績を支えたのは、主に以下の3作品。2025年に世界興行収入10億ドル(約1,564億円)を突破した全4作品のうち、3作品をディズニー傘下のスタジオが占める結果となった。
『ズートピア2』(ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ)

© 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 1月8日時点での世界興行収入は15億9,000万ドル(約2,495億円)を記録。これは『アナと雪の女王2』(14億5,300万ドル)を超え、同スタジオ史上最高の世界興行アニメーション作品となった。また日本国内においては、興行収入が113億円を突破し、洋画アニメーション史上最速で100億円に到達している。
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(20世紀スタジオ)

© 2026 20th Century Studios. All Rights Reserved. シリーズ3作目となる本作は、1月8日時点で世界興行収入10億9,500万ドル(約1,720億円)を記録。これによりシリーズ3作品の累計興行収入は63億3,100万ドル(約9,945億円)に達している。
『リロ&スティッチ』(ウォルト・ディズニー・スタジオ)

© 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 実写版となる本作は、世界興行収入10億3,800万ドル(約1,629億円)を記録した。全米のメモリアルデー週末成績として歴代1位を樹立したほか、関連商品の世界小売売上が40億ドル(約6,287億円)を超えるなど、マーチャンダイジングの面でも高い数値を記録している。
2026年は『スター・ウォーズ』『アベンジャーズ』などフランチャイズ大作を投入
ディズニーは2026年のラインナップとして、以下のフランチャイズ作品の公開を予定しており、継続的なシェア拡大を狙う。
『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(5月22日公開):ルーカスフィルム製作。「マンダロリアン」シリーズの映画化。
『トイ・ストーリー5』(夏公開):ピクサー・アニメーション・スタジオ製作の人気シリーズ続編。
実写版『モアナと伝説の海』(夏公開)。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(12月18日公開):マーベル・スタジオ製作のアベンジャーズシリーズ最新作。
ディズニー・エンターテイメント共同チェアマンのアラン・バーグマンは、この結果について「3つのスタジオから3本の10億ドル超ヒットが生まれ、年間を通じて素晴らしい成績を収めた」と総括している。




