
ゲームの海外展開や収益化をグローバルで支援するXsollaは、2025年9月8日付で日本事業の新たな責任者「ヘッド・オブ・ジャパン」に國分英孝(こくぶ ひでたか)氏が就任したと発表しました。エンターテインメント業界で国内外の多様なビジネスを率いてきた國分氏の手腕を活かし、日本のゲーム会社のさらなる成長と世界進出を強力に後押しする構えです。
アマゾン、ディズニー、DAZNなど多彩な経歴を持つ
新しく責任者に就任した國分氏は、アマゾンやディズニーといった世界的なエンターテインメント企業で、事業開発や財務計画の中核を担ってきました。
その後も、ソニー・ピクチャーズ傘下の有料チャンネルで副社長兼ゼネラルマネージャーとして事業全体を指揮。近年では、DAZNの執行役員としてスポーツのライブ配信事業を、さらに円谷プロダクションでは執行役員として様々なプロジェクトを主導するなど、メディア・エンターテインメントの第一線で豊富な実績を積み重ねてきた人物です。
「日本のゲーム開発者が国内外でビジネスを拡大できるよう尽力する」
今回の就任にあたり、國分氏は次のように意気込みを語っています。
このたび、世界有数のゲームコマース企業であるXsollaに加わり、日本のゲーム業界の成長に貢献できることを大変光栄に思います。これまでのキャリアで培った知見とネットワークを活かし、Xsollaが提供する革新的なソリューションを通じて、日本のゲーム開発者が国内外でビジネスを拡大できるよう、尽力してまいります。
Xsollaでアジア太平洋地域を統括するJuyeon Lee(シニア・バイスプレジデント)は、國分氏の就任に大きな期待を寄せています。
Xsolla Japanは、設立から4年目を迎え、目覚ましい成長を遂げてまいりました。この勢いをさらに加速させ、戦略的な方向性を強化するため、私たちはこれまで新たなリーダーの招聘に注力してまいりました。このたび、日本市場におけるXsollaのさらなる発展に必要な専門性とリーダーシップを兼ね備えた人物を迎えることができ、大変嬉しく思っております。今後は、より強固なパートナーシップの構築に向け、日本市場において共に歩んでいけることを楽しみにしています。
Xsollaは、ゲーム開発者が直面する資金調達、配信、マーケティング、そして収益化といった、ゲーム制作以外のあらゆるビジネス課題を解決するためのツールやサービスを世界規模で提供しています。
今回の新体制により、日本のゲーム業界においてもその存在感をさらに高めていくことになりそうです。