世界のスポーツ放映権市場、2030年に780億ドル規模へ。配信プラットフォームの参入が競争激化を牽引

英調査会社Ampere Analysisは、世界のスポーツ放映権市場が2030年までに780億ドル(約11兆8000億円)を超えると予測。NBAやMLBなど米国市場の大型契約に加え、グローバルストリーミングサービスの入札参入が市場拡大の要因となるとする分析を発表した。

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出典:Ampere Analysis
出典:Ampere Analysis

英調査会社Ampere Analysis(アンペア・アナリシス)は、世界のスポーツ放映権に対するメディア支出に関する最新の予測を発表した。同社の予測によると、世界的な投資額は2025年から20%増加し、2030年には780億ドル(現在のレートで約11兆8000億円 ※)を突破する見込みだ。 (※)1ドル=約151円で換算

この成長の背景には、米国での主要スポーツリーグの契約更新に加え、プレミアムなライブスポーツ放映権の獲得競争にグローバルな動画配信プラットフォーム(ストリーミングサービス)が本格参入しているという複合的な要因がある。



《Branc編集部》

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