日テレHD、中間決算で営業利益57.1%増 スポット広告復調、ジブリ関連イベントも大きく貢献

日テレHDはグループの中核である日本テレビ放送網のスポット広告収入の大幅増や、TVerを中心としたデジタル広告収入の伸長が寄与して大幅増益。結業績予想を上方修正。

ビジネス 決算
日テレHD、中間決算で営業利益57.1%増 スポット広告復調、ジブリ関連イベントも大きく貢献
日テレHD、中間決算で営業利益57.1%増 スポット広告復調、ジブリ関連イベントも大きく貢献

日本テレビホールディングス(HD)が11月6日に2026年3月期第2四半期(2025年4月1日~9月30日)の連結決算を発表。売上高が2,344億8,100万円(前年同期比8.1%増)、営業利益が332億1,000万円(同57.1%増)と、大幅な増収増益を達成した。

グループの中核である日本テレビ放送網のスポット広告収入の大幅増や、TVerを中心としたデジタル広告収入の伸長が寄与した。また、グループ会社の(株)ムラヤマにおけるコンテンツ制作収入や、イベント事業も増収に貢献した。

これを受け、同社は2026年3月期の通期連結業績予想を上方修正。投資有価証券売却益(特別利益)の計上なども含み、売上高を4,730億円(前回予想比70億円増)、営業利益を590億円(同40億円増)、経常利益を700億円(同60億円増)、親会社株主に帰属する当期純利益を500億円(同30億円増)とした。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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