バンダイナムコHD、第1四半期で過去最高業績を達成 「ガンダム」のIP戦略が奏功

バンダイナムコは「ガンダム」IP戦略成功で第1四半期過去最高業績を達成、映像や商品展開が拡大。

ビジネス 決算
バンダイナムコHD、第1四半期で過去最高業績を達成 「ガンダム」のIP戦略が奏功
バンダイナムコHD、第1四半期で過去最高業績を達成 「ガンダム」のIP戦略が奏功

株式会社バンダイナムコホールディングスが2025年8月5日に発表した2025年度第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比7.1%増の3,004億円、営業利益が同17.9%増の519億円となり、第1四半期として過去最高の業績を更新した。 特に「ガンダム」シリーズが映像、デジタル、トイホビーの各事業で大きく伸長し、グループ全体の成長を牽引した形だ。

同社は好調な第1四半期の実績を受け、2025年度上期の業績予想を上方修正。 売上高を6,050億円、営業利益を900億円に見直した。 一方で、米国の関税政策の動向や今後の大型タイトルの状況を慎重に見極めるとして、通期の業績予想は据え置いている。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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