【インタビュー】 なぜ日本より先に海外で? マンガ『カノジョになりたい君と僕』をカンヌで売り込むコミスマのIP戦略

日本でマンガアプリ「GANMA!」を展開するコミスマ株式会社は、カンヌ国際映画祭のマーケットのIPピッチ企画に参加。同社の海外事業室 室長・坂本達夫氏に話を伺った。

グローバル マーケット&映画祭
コミスマ株式会社海外事業室 室長・坂本達夫氏
撮影:杉本穂高 コミスマ株式会社海外事業室 室長・坂本達夫氏
  • コミスマ株式会社海外事業室 室長・坂本達夫氏
  • コミスマ株式会社海外事業室 室長・坂本達夫氏
  • 坂本達夫(コミスマ株式会社)/企画名『I Wanna Be Your Girl』
  • 坂本達夫(コミスマ株式会社)/企画名『I Wanna Be Your Girl』

カンヌ国際映画祭のマーケット「Marché du Film」では、様々なカンファレンスが行われ、多くの企業・団体が参加している。その中には映画会社ではない企業の姿も見られる。

日本でマンガアプリ「GANMA!」を展開するコミスマ株式会社は、映像産業振興機構(VIPO)がインドネシアのJAFF MARKETと共催したマンガIPのピッチ企画に参加していた。

同社がピッチで披露したのは、たかせうみ氏の『カノジョになりたい君と僕(英題:I Wanna Be Your Girl)』だ。体は男性・心は女性の高校生アキラはセーラー服を着て登校することを決めるが、クラスの中で浮いた存在となってしまう。そんなアキラのために、幼馴染の女子高生ヒメは男子用の学ランを着て登校することを決意するというストーリーだ。

本作をカンヌで売り込みに来た狙いは何か、そしてコミスマの海外戦略について、同社の海外事業室 室長・坂本達夫氏に話を伺った。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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