博報堂「メディア定点調査2025」発表:スマホ接触が過去最高を更新、TVer利用は6割迫りテレビ画面での配信視聴が本格定着

博報堂の「メディア定点調査2025」によると、スマホ接触時間が過去最高を記録し、TVer利用率は約6割に増加。テレビ画面での配信視聴が定着し、多様なコンテンツ消費が進展している。

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メディア総接触時間の時系列推移(1日あたり/週平均)
出典:博報堂 メディア環境研究所 「メディア定点調査2025」 メディア総接触時間の時系列推移(1日あたり/週平均)
  • メディア総接触時間の時系列推移(1日あたり/週平均)
  • テレビスクリーンで見ているコンテンツの利用率 時系列推移
  • 配信サービスの利用率 時系列推移

株式会社博報堂のメディア環境研究所は、2006年から毎年実施している「メディア定点調査」の2025年版時系列分析結果を公開した。同調査によると、生活者のメディア総接触時間は増加傾向を維持し、特にスマートフォンの接触時間が過去最高を記録した。また、TVerの利用率が6割に迫る勢いを見せ、テレビ画面を通じた各種配信コンテンツの視聴が本格的に定着していることが明らかになった。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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