宮本亞門監督、能登復興支援映画「生きがい IKIGAI」を6月石川先行公開 鹿賀丈史・常盤貴子ら豪華キャスト結集

宮本亞門監督が能登復興支援映画「生きがい IKIGAI」を製作。6月20日石川先行公開、7月11日全国展開。豪華キャストが参加し、一部収益を能登復興へ寄付予定。

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©︎ 「生きがい/能登の声」フィルムパートナーズ
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演出家の宮本亞門氏が30年ぶりに映画監督として復帰し、能登半島地震の復興支援を目的としたショートフィルム「生きがい IKIGAI」を製作した。同作品は6月20日に石川県内4館で先行公開され、7月11日からシネスイッチ銀座他で全国順次公開される。

石川県出身・鹿賀丈史が主演、豪華俳優陣が復興支援に参加

主演は石川県出身の鹿賀丈史が務める。共演には常盤貴子、根岸季衣、小林虎之介、津田寛治が名を連ね、能登への思いを胸に参加した。

鹿賀は「宮本亞門さんから能登の現状やそこに生きる人を描いたショートフィルムを撮りたいという話をいただき、即参加したいという意思を伝えた。少しでもこのショートフィルムで能登の方々が元気になってもらえたらと思い撮影に挑んだ」とコメントしている。

常盤貴子は連続テレビ小説「まれ」で能登を舞台にした作品に出演した経験があり、能登を第二の故郷だと語るほど同地に愛着を持つ。「宮本亞門さんが能登のために立ち上がってくださる。私にできることがあるなら何でもしたいと思った」と出演への思いを語っている。

実際の被災地でのボランティア体験が制作のきっかけ

宮本監督は能登でのボランティア活動に参加し、被災者の声を直接聞いたことが制作のきっかけとなった。被災者の「元旦の震災、今度はこれか。まだ頑張らなきゃいかんのか」という言葉や、現地女性の「突然、やることも目標も消える…こんなに辛いことはない」という声に深いやるせなさを感じたという。

「命ある限り、諦めないでほしい。1日1日を生き抜けば、きっと希望が見える。その思いで30年ぶりにメガホンを取った」と制作への思いを明かしている。

フィクションとドキュメンタリーの2本立てで上映

「生きがい IKIGAI」(28分)とともに、ドキュメンタリー作品「能登の声 The Voice of NOTO」(38分、監督・編集:手塚旬子)も併映される。フィクションとノンフィクションを同時に体感することで、二度の災害に苦しむ能登の現状を知り、復興への思いを馳せてもらう構成となっている。

収益の一部を能登復興に寄付

作品の収益の一部は能登復興のために寄付される予定で、詳細は映画公式サイトで発表される。制作プロダクションはザフール、配給はスールキートスが手がけ、輪島市が特別協力している。

公開スケジュール

石川県先行公開:6月20日(金)

  • ユナイテッド・シネマ金沢

  • イオンシネマ金沢

  • イオンシネマ白山

  • シネマサンシャインかほく

全国公開:7月11日(金)シネスイッチ銀座他順次公開

映画公式サイト:https://ikigai-movie.com

【作品概要】

◎タイトル:『生きがい IKIGAI』(上映時間:28分)

◎脚本・監督・企画:宮本亞門

◎出演:鹿賀丈史 根岸季衣 小林虎之介 津田寛治 / 常盤貴子

◎同時上映:ドキュメンタリー「能登の声 The Voice of NOTO」(監督・編集:手塚旬子)(上映時間:38分)

◎公開:6月20日(金)石川県先行公開

   7月11日(金)シネスイッチ銀座 他順次公開

◎制作プロダクション:ザフール

◎企画協力・配給:スールキートス 配給協力:フリック

◎特別協力:輪島市

◎映画公式サイト:https://ikigai-movie.com

◎映画SNS:[X] :https://x.com/ikigai_movie

《Branc編集部》

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