米国の視聴者は家族のケアや男女平等を描くテレビ番組を望んでいることが明らかに【米調査】

仕事と家庭の両立や男女平等のシナリオを描くことが、視聴率とエンゲージメントを高めると新しい調査で明らかになった。

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「グレイズ・アナトミー」のキャスト。
Photo by Jon Kopaloff/Getty Images 「グレイズ・アナトミー」のキャスト。

ニューアメリカとメディア視聴者調査会社MarketCastが実施した調査によると、多くの米国の成人視聴者のがワークライフバランス・男女平等・家族の介護が描かれている作品により関心を持っているとのことだ。

MarketCastが2023年12月に行ったこの調査は、米国の「週に少なくとも5時間のテレビおよび映画を観る」と答えている18歳から59歳のストリーミング視聴者1,720人を対象に実施された。

調査対象となった視聴者の大半(55%)は、「仕事・家族・介護の問題を個人的または家庭内で経験したことがあるか、現在経験している」と回答。今後5年以内にそのような課題を経験すると考えている人も43%を占めている。そのため、50%がジェンダー・仕事・家族・介護をリアルに描いたコンテンツについて「非常に興味がある」と答えており、その他34%の回答者も興味があることを示している。

具体的には、


《伊藤万弥乃》

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伊藤万弥乃

伊藤万弥乃

海外映画とドラマに憧れ、英語・韓国語・スペイン語の勉強中。大学時代は映画批評について学ぶ。映画宣伝会社での勤務や映画祭運営を経験し、現在はライターとして活動。シットコムや韓ドラ、ラブコメ好き。

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