Paramount+、CJ ENMとの提携により韓国ドラマを2本追加し枠を拡大

Paramount+はドラマ「A Bloody Lucky Day(英題)」と「Queen Woo(英題)」の委託を受け韓国のオリジナル番組枠を拡大すると発表した。

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PR Timesより Paramount₊

Paramount+はドラマ「A Bloody Lucky Day(英題)」と「Queen Woo(英題)」の委託を受け韓国のオリジナル番組枠を拡大すると発表した。

TBI Visionによると、両作品は、現在Paramount+が展開されている米国、カナダ、英国、オーストラリア、ラテンアメリカ、ブラジル、イタリア、フランス、ドイツ、スイス、オーストリアで独占配信され、韓国のTVINGでも視聴することができる。今週のカンヌ映画祭で脚本賞を受賞した「Bargain(英題)」や「Yonder(英題)」やなど、既存のParamount+の韓国コンテンツと並んで展開される予定だ。

「A Bloody Lucky Day」は、平凡なタクシー運転手のテクが、実は連続殺人犯の客に巻き込まれていくアクションスリラーシリーズ。監督はピル・ガムソン、脚本はキム・ミンソンとソン・ハンナが担当し、CJ ENMのスタジオドラゴン、The Great Show、Studio Nが制作を担当、イ・ソンミン、ユ・ヨンソク、イ・ジョンウンが出演する。

一方、「Queen Woo」は、チョン・セギョ監督、イ・ビョンハク脚本による時代劇シリーズ。高句麗第9代王の死後、王の兄弟が所有する部族の間で激しい争いが始まる。王位を継承するため、王の兄弟との結婚をめぐる争いが繰り広げられる中、史上初めて2度の王妃となったチョン・ジョンソ演じるウヒ王妃の旅が描かれている。

Paramount+は昨年、CJ ENM傘下の韓国のストリーミングプラットフォームTVINGと提携し、アジアに進出。この提携により、既存の加入者は追加料金なしでParamount+のコンテンツにアクセスできるようになった。さらに、両サービスにおけるオリジナルシリーズの開発も行われ、完成した番組は韓国、日本、台湾以外のパラマウント・グローバル・コンテンツ・ディストリビューションからライセンス供与される。


ParamountのSVP兼ストリーミング&リージョナルリードアジア担当のキャサリン・パーク氏は「私たちは、韓国のコンテンツがついにグローバルなステージに立ち、Paramount+やその先の世界で視聴者やファンを魅了することを大変誇りに思っています。「A Bloody Lucky Day」と「Queen Woo」の追加は、私たちのグローバルコンテンツ提供を強化し、世界中の視聴者に韓国のオリジナルコンテンツをより多く提供することを楽しみにしています」とコメントしている。

《伊藤万弥乃》

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伊藤万弥乃

伊藤万弥乃

海外映画とドラマに憧れ、英語・韓国語・スペイン語の勉強中。大学時代は映画批評について学ぶ。映画宣伝会社での勤務や映画祭運営を経験し、現在はライターとして活動。シットコムや韓ドラ、ラブコメ好き。

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