9月16日にスタジオコロリドの最新作『雨を告げる漂流団地』がNetflixにて全世界独占配信、日本全国ロードショーされる。
2018年に『ペンギン・ハイウェイ』を世に送り出し、第22回ファンタジア国際映画祭では、最優秀アニメーション賞にあたる今敏賞(長編部門)を、日本アカデミー賞では優秀アニメーション作品賞を受賞したスタジオコロリド所属の石田祐康監督が手がける『雨を告げる漂流団地』。アニメファンのみならず、各界から高い注目を集めている。
そんな本作を生み出したスタジオコロリドの代表をつとめるのは山本幸治氏。2005年に立ち上げされたフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」の編集長をつとめ、フジテレビ退職後にはツインエンジンを立ち上げ、現在はスタジオコロリドの代表もつとめている。
Brancでは『雨を告げる漂流団地』公開を前に、山本幸治氏へのインタビューを行った。本作の魅力はもちろん、その先に見据えるスタジオコロリドのブランディングや、今後のアニメ業界全体の展望についても聞いている。是非読んでもらいたい。
記事のポイント
コアファンに向けて作られたアニメをいかにマス向けに製作するかを考えたフジテレビ時代
石田監督は自分のイマジネーションをそのまま映像にすることができる
作品の価値を高めていくために、スタジオのブランディングに注力