第5回新潟国際アニメーション映画祭(NIAFF)は、2026年8月31日0時からコンペティション部門の作品募集を開始した。募集期間は同日から11月20日24時(日本時間)まで。出品料は無料。
同映画祭は「未来のアニメーション産業を担う新たな才能発掘と紹介の場」を掲げており、今回も国内外から作品を受け付ける。応募対象は2025年1月1日以降に完成した作品で、日本でのプレミア上映は必須条件ではない。他の映画祭やイベントでの上映歴がある作品、国内で劇場公開された作品も応募可能としている。部門は長編部門とIndie Box部門の2つ。
長編部門はグランプリ賞金100万円、ノミネート関係者に渡航費・宿泊支援
長編部門はエンドクレジットを含む総尺40分以上のアニメーション作品を対象とする。賞はグランプリ(トロフィーおよび賞金100万円)と審査員賞(トロフィー)で構成される。ノミネート作品の監督またはプロデューサー1名に対しては、映画祭が往復渡航費の全額または一部と、映画祭期間中の宿泊ホテル(映画祭手配のホテルに限る)を提供する。
一方のIndie Box部門は、総尺15分以上40分未満のストーリー性のあるアニメーション作品が対象で、シリーズ作品の1エピソードも応募可能である。同部門のグランプリは「スワン賞」(トロフィーおよび賞金50万円)で、あわせて審査員賞(トロフィー)が設けられる。Indie Box部門では、ノミネート作品の監督またはプロデューサー1名に映画祭期間中の宿泊ホテルを提供するが、渡航費は提供されない。さらに両部門を横断する新人賞として「ゼングレヒトシュターター賞」(トロフィー)が設定される。なお賞金は源泉徴収税の対象となり、日本国外の居住者については日本と居住国との租税条約に従う。
応募はFilmFreeway経由、生成AI活用作品も応募可能
応募は映画祭公式サイトで規約を確認のうえ、映画祭出品プラットフォーム「FilmFreeway」の専用フォームから作品情報・監督情報の全項目を入力して行う。一次選考用の映像素材はYouTubeやVimeo、Google Driveなどオンラインでストリーミング視聴できる形で用意する必要があり、郵送での受付はない。提出は予告編ではなく本編とされる。日本語・英語以外を使用する作品は応募時点で英語字幕の付属が求められ、日本語作品についても一次選考通過後に英語字幕の提出が必要となる。
生成AIを使用して制作された作品の応募も可能としているが、既存作品の著作権を侵害していないことが前提となる。既存キャラクターの無断使用など第三者の権利を侵害する要素がないか、応募者側での確認が求められる。
一次選考の結果は2026年12月末までにノミネート作品の応募者へ電子メールで通知され、公式サイトでも発表される。落選作品への個別連絡は行われない。ノミネート作品は映画祭期間中に原則2回(受賞作品はさらに1回)有料上映され、上映料の支払いはない。上映は原則DCPで行われ、会場設備の都合により一部はBlu-rayとなる場合がある。オリジナル言語が日本語以外の作品には、原則として映画祭側が日本語字幕を付与する。映画祭側が作成した字幕データの著作権は映画祭に帰属する。なお、応募者自身の責任で字幕付きDCPまたはMOVデータを提出することも可能とされている。
第5回新潟国際アニメーション映画祭は2027年3月19日から24日まで、新潟市民プラザほかで開催される。授賞式は最終日の3月24日に行われる。問い合わせは新潟国際アニメーション映画祭事務局(entry@niaff.net)まで。

