FLINT BASE、MAPPAとプロダクション・アイジーが新規参画。アニメーター育成の「間口」拡大へ体制強化、2期生採用は9月開始

FLINT BASEはMAPPAとプロダクション・アイジーが新たに参画し育成体制を強化。2期生採用は2026年9月、入社は2027年4月予定。

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出典:FLINT BASE
出典:FLINT BASE

作画スタジオ「FLINT BASE(フリントベース)」は2026年8月21日、運営体制の強化と2期生募集の予定を発表した。

2026年4月にA-1 PicturesとCloverWorksが共同で開所した同スタジオは、これまでA-1 Picturesとの協力体制のもとCloverWorksが運営を担ってきたが、今回新たにMAPPAとプロダクション・アイジーがパートナースタジオとして参画することが明らかになった。あわせて、2027年4月入社となる2期生の新卒採用を2026年9月より開始する方針も示された。

「育成ジレンマ」解消目指し始動、業界の人材育成課題に対応

FLINT BASEは、アニメーターを目指す学生の「入口」となる場所として、業界が長年抱えてきた人材育成の課題解決を目的に開所された。A-1 PicturesとCloverWorksは、これまでも作画チームを中心に新卒採用による社員アニメーターの育成体制を築いてきたが、手厚い指導を伴う社員育成では採用人数がどうしても限られ、結果としてアニメーターを目指す学生にとって「間口が狭くなる」ことが課題となっていたという。

FLINT BASEの開所は、こうした「育成ジレンマ」の解消を狙ったものであり、より多くの才能に門戸を開くことを目的としている。なお、両スタジオがこれまで培ってきた既存の育成体制についても、各スタジオの中核として引き続き維持される。同スタジオは、アニメーターというキャリアへの明確な道筋を示し、若手がチャンスをつかんで羽ばたける場となることを目指すとしている。

運営体制を強化、MAPPAとプロダクション・アイジーが新たにパートナー参画

今回発表された運営体制の強化では、これまでのCloverWorksによる運営とA-1 Picturesとの協力体制を継続した上で、MAPPAおよびプロダクション・アイジーが新たにパートナースタジオとして加わることが明らかにされた。作画スタジオの育成事業に複数の制作会社が横断的に関わる枠組みは業界内でも珍しく、各社が持つ制作ノウハウや指導体制を共有することで、育成プログラムのさらなる質的向上が期待される。FLINT BASEは今後、各社との連携のもと体制を強化し、アニメーターの育成に一層取り組む方針を示している。

2年間は動画業務中心に基礎を習得、2027年4月入社の2期生採用は9月開始

FLINT BASEでは、入社後2年間を動画業務を中心とした期間と位置づけている。入社直後にはまず研修でアニメーションの基礎を学び、指導者のもとで動画スキルを習得したのち、実務経験を積みながら原画スタッフをはじめとするプロのアニメーターへの成長を目指す仕組みだ。同スタジオは、CloverWorksおよびA-1 Picturesが手がける作品を中心に、多くの商業アニメ作品への参加を予定しており、2年間の育成期間を経た後は、両スタジオの作画チームやその他のアニメ制作会社など、多様なキャリアパスが想定されている。

こうした育成方針のもと、FLINT BASEは2期生となる新卒採用を2026年9月より開始する予定だ。採用は2027年4月入社となる2期生を対象とするもので、募集要項などの詳細については、今後FLINT BASE公式サイトを通じて順次公開されるとしている。

《Branc編集部》

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