全米映画俳優組合・テレビラジオ芸能人連合(SAG-AFTRA)と全米映画テレビ製作者協会(AMPTP)は、2026年5月2日(米西海岸時間)、2023年TV/Theatrical契約の後継協定について暫定合意に達したと共同声明で発表した。現行契約満了日(2026年6月30日)の約2か月前という異例の早期合意となった。
契約期間は「3年から4年へ」延長——WGAと同型の構造合意
複数の業界紙の報道によれば、今回の暫定合意は4年契約である。SAG-AFTRAの基幹協定としては従来の3年から1年延長された形となり、2026年4月にWGA(全米脚本家組合)がAMPTPと締結した4年契約と同じ構造を採用した格好だ。スタジオ側が長期にわたる労働平和を強く望んでいた背景がある。
延長の見返りとして、AMPTPはSAG-AFTRA年金基金への「sizable(相当規模の)」拠出を約束したと報じられている。具体的な金額は組合理事会のレビュー後まで非開示だが、参考事例としてWGAは同じ「1年延長」と引き換えにヘルスファンドへ3億2,100万ドルの注入を獲得しており、一部報道ではSAG-AFTRAの年金拠出も同等規模に達するとの観測がある。

