ソニー決算、営業益22%増で過去最高。ゲーム増益・アニメ好調が牽引する「エンタメ高純度化」。通期予想を1.5兆円へ上方修正

「エンタメ企業」へと純度を高めたソニーGが、営業利益22%増で過去最高を更新。ゲームの利益改善やアニメ等のIP事業が成長を牽引し、通期予想も1.54兆円へ上方修正。

ビジネス 決算
ソニー決算、営業益22%増で過去最高。ゲーム増益・アニメ好調が牽引する「エンタメ高純度化」。通期予想を1.5兆円へ上方修正
ソニー決算、営業益22%増で過去最高。ゲーム増益・アニメ好調が牽引する「エンタメ高純度化」。通期予想を1.5兆円へ上方修正

2026年2月5日、ソニーグループ株式会社は2025年度第3四半期(2025年10月1日~12月31日)の連結業績を発表した。今回の決算は、金融事業(SFGI)のパーシャル・スピンオフを経て、ソニーが「エンタテインメント企業」としての純度をさらに高めたことを示すものとなった。

「継続事業」ベースでの売上高は前年同期比1%増の3兆7,137億円、営業利益は同22%増の5,150億円となり、いずれも第3四半期実績として過去最高を更新した。この力強い結果を受け、通期の営業利益見通しも前回予想から1,100億円引き上げられ、1兆5,400億円へと上方修正されている。


金融スピンオフ、成長を牽引するエンタメ関連事業

ソニーは2025年10月1日付で、金融事業を担うソニーフィナンシャルグループ(SFGI)のパーシャル・スピンオフを実行。これにより、従来の連結対象から金融事業が外れ、「非継続事業」として区分されるとともに、ソニーが継続保有する株式分については持分法が適用され、その投資損益が営業損益に含まれる形へと変更された。

この変更は、単なる会計上の処理にとどまらず、ソニーのリソースをエンタテインメントとテクノロジー領域に集中させる意思表示と言える。実際、今期の利益成長はゲーム(G&NS)、音楽(アニメ含む)、半導体(I&SS)の3分野が牽引しており、グループの収益構造のシフトが鮮明となっている。


《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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