日本BS放送(BS11)、2025年8月期は減収減益。来期はIP・アニメへ積極投資、減益計画も「将来への布石」

BS11は2025年減収減益後、2026年にIP・アニメ投資拡大と収益基盤強化を図り、2030年に売上130億円超を目指す方針。

ビジネス 決算
日本BS放送(BS11)、2025年8月期は減収減益。来期はIP・アニメへ積極投資、減益計画も「将来への布石」
日本BS放送(BS11)、2025年8月期は減収減益。来期はIP・アニメへ積極投資、減益計画も「将来への布石」

日本BS放送株式会社(BS11)は2025年10月22日、2025年8月期の決算説明会を開催した。同期(連結)は通販スポット市況の低迷などを受け減収減益となったものの、コスト管理の徹底により個別営業利益は計画をおおむね達成した。

2026年8月期は、放送収入の回復とIP・アニメへの投資拡大により増収を見込む一方、コンテンツへの「一段とアクセルを踏み込む」積極投資の年と位置づけ、営業利益は一時的な減少を計画。将来の飛躍に向け、「放送事業収入の最大化」や「独自IPコンテンツの開発加速」など4つの重点施策を推進する方針を示した。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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