民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」が、2025年10月26日にサービス開始10周年を迎える。これを記念し、TVerは2025年10月からの一年間を周年イヤーと位置付け、10周年プロジェクト「Tele-Vision▶Next-Vision」を始動した。プロジェクトの主要施策として、サービス開始日である10月26日を「TVerの日」として記念日制定したほか、TVer初となる「縦型ショート動画機能」をローンチ。月間ユーザー数4,120万UB、月間再生数4.96億回を超える国内最大級のプラットフォームへと成長したTVerが、次の10年に向けた新たな視聴体験の創出に乗り出す。
月間ユーザー数4,120万、再生数4.96億規模へ成長。10周年で「Next-Vision」掲げる
TVerは2015年10月26日、テレビ番組を広告付きで無料配信するキャッチアップサービスとしてスタートした。当時の対象デバイスはスマートフォン・タブレット、パソコンのみで、配信コンテンツは53番組・7コーナーの計60コンテンツだった。

サービス開始から10年が経過した2025年10月現在、対象デバイスはコネクテッドTV、ストリーミングデバイス、ゲーム機へも拡大(※1)。常時800番組以上のコンテンツが毎日更新されるようになり、月間再生数は4.96億(※2)、月間ユーザー数は4,120万ユニークブラウザ(※3)を記録するまでに成長した。
10周年プロジェクト「Tele-Vision▶Next-Vision」には、これまでの感謝と未来への決意が込められている。「遠くのものを見る」という意味の「Tele-Vision」(テレビ)から100年、TVer誕生から10年を経て、いつでもどこでも映像コンテンツを視聴できる環境が“当たり前”になる中で、TVerは「次の“当たり前”=Next-Vision」に挑戦する。プロジェクトステートメントでは「これまでにない視聴体験や映像との出会い方」を追求する姿勢を鮮明にしている。
TVer初の「縦型ショート動画」機能ローンチ。新たな番組接触機会を創出
10周年施策の目玉の一つとして、TVer初となる「縦型ショート動画機能」が2025年10月からローンチされた。この新機能は、TVerアプリのホーム画面からアクセスでき(※4)、TVerで配信中のコンテンツを切り出した縦型ショート動画を視聴できる。
ユーザーはショート動画を縦方向にスワイプすることで、次々と新しい動画をザッピングのように楽しむことが可能だ。また、視聴画面には「本編を再生」ボタンが設置されており、興味を持ったコンテンツの本編視聴ページへシームレスに遷移できる導線を確保した。

TVerは、この縦型ショート動画機能によって、ユーザーが新たなお気に入り番組と出合うきっかけを提供したい考えである。同社は今後も、今までにない「テレビ視聴体験」を提供すべく、機能の拡充を行っていく方針だ。
「TVerの日」制定、渋谷PARCOイベントなど周年施策を続々展開
TVerはサービス開始日である10月26日を「TVerの日」と制定し、一般社団法人 日本記念日協会より正式に記念日として認定された。今後も「TVerの日」には、ユーザー向けの施策を実施していくとしている。

また、10周年を記念したプロモーションも多角的に展開する。10月24日には「TVer10周年特設サイト」をオープン。各局のドラマ出演者や人気バラエティ番組出演者ら、総勢約20組からのお祝いコメント動画や、TVerの10年間を振り返る「TVer 10th History」などを公開している。
さらに、10月25日・26日の二日間は、渋谷PARCOにて参加無料イベント「TVer 10th Anniversary Event in SHIBUYA PARCO」を開催。会場ではTVerの「Next-Vision」を表現する映像の上映や、限定デザインフレームで撮影できるオリジナルフォトプリントブースが設置される。

加えて、10月28日からは「いらすとや」とのコラボLINEスタンプ「TVer×いらすとや」の無料配布も開始。TVerのLINE公式アカウントを友だち追加することでダウンロードが可能となる。
TVerは今後も、ドラマやバラエティ、スポーツ、アニメ、ローカル局制作番組、アーカイブ作品などコンテンツのさらなる拡充を図り、サービスの向上に尽力するとしている。
※1:対応デバイスの詳細については推奨環境(https://tver.app/4nn5Zg7)を参照。
※2:2024年12月1日~12月31日における、TVer単体のVOD・リアルタイム配信・追っかけ再生およびSP LIVEを合計した全デバイスでの動画再生数(ビデオリサーチにて算出)
※3:2025年1月1日~1月31日における、TVer単体でのユニークブラウザ数
※4:パソコン(Web版)のホーム画面では本機能は利用不可。ただし、個別のショート動画URLにアクセスすればパソコンでも視聴可能。









