ポストコロナのアジア映画産業トレンド:韓国の苦境とインドネシアの躍進に見る「明暗」とは?【釜山ACFMレポート】

釜山国際映画祭併催の「アジアン・コンテンツ&フィルム・マーケット(ACFM)」で開かれたパネルディスカッションに、アジア映画産業の未来を共有するため、韓国、台湾、タイ、インドネシア、フィリピンの映画振興機関や専門家が一堂に会した。

グローバル アジア
「アジアン・コンテンツ&フィルム・マーケット(ACFM)」2025、「AFAN Spotlight - Key Reflections on Asian Film Trends」
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アジア各国の映画産業が直面するリアルな実情が、釜山国際映画祭併催の「アジアン・コンテンツ&フィルム・マーケット(ACFM)」で開かれたパネルディスカッション「AFAN Spotlight - Key Reflections on Asian Film Trends(アジア映画のトレンドに関する主な考察)」で浮き彫りになった。各国の代表者が語った最新データからは、コロナ禍を経て大きく変容した市場環境と、国ごとに異なる回復度合い、そして国際共同製作やデータ活用といった未来への活路が見えてくる。

このサミットは、アジア映画産業の未来を共有するため、産業データを統合・共有し、多様な市場間での協力の機会を見出すことを目的に設立されたものだ。アジア映画連盟ネットワーク(AFAN)が主導し、韓国、台湾、タイ、インドネシア、フィリピンの映画振興機関や専門家が一堂に会した。テクノロジーの進化、市場の変化、そして国ごとに異なる製作環境という課題に対し、データと経験の共有こそが真の協力の土台を築くという信念が語られた。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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