「映画の未来を開拓」を重要なミッションに掲げた東京国際映画祭は、毎年中学生を対象に映画制作を体験してもらう「TIFFティーンズ映画教室」を開催している。
今年で9年目となるこの取り組みは、全国で子どもたちを対象に映画制作ワークショップを実施してきた、一般社団法人こども映画教室の協力のもと行われている。中学生を対象に8日間で子どもたちだけの力で短編映画を制作、完成作品は東京国際映画祭で上映される予定だ。
今年は特別講師として『Underground アンダーグラウンド』や『セノーテ』で知られる小田香監督を迎えた。参加の経緯について小田監督は「私に務まるかなと思ったけど、なんか一緒に楽しんでくれたらいいよっていう感じでもあったので、やってみようと思って」と語る。さらに今年は、俳優の池松壮亮さんも参加。主催者からの「ものすごい心のある長い情熱的なメール」を受け、「自分にできることがあれば」と参加を決めたという。