TIFFCOM 2025、資金調達支援企画マーケット「TGFM」の募集開始 アジア発の有望企画を世界へ

東京国際映画祭併設のコンテンツマーケット「TIFFCOM 2025」が、併催する企画マーケット「Tokyo Gap-Financing Market(TGFM)」の企画募集が開始。対象はアジア要素を含む長編映画企画で、締切は2025年7月16日

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Tokyo Gap-Financing Market at TIFFCOM 2025
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  • <過去の主なTGFM参加企画>

第38回東京国際映画祭(TIFF)併設のコンテンツマーケット「TIFFCOM 2025」が、併催する企画マーケット「Tokyo Gap-Financing Market(TGFM)」第6回の企画募集を開始した。募集されるのはアジア要素を含む長編映画(実写・アニメーション)企画で、締切は2025年7月16日。本マーケットは、資金調達の最終段階にある企画と、世界の映画業界のエキスパートとを繋ぐ重要なプラットフォームとして、年々その価値を高めている。

TGFMは、有望な映画企画が完成に必要な残りの資金を確保することを目的とした専門マーケットだ。選抜された15企画のプロデューサーは、2025年10月29日から31日まで東京都立産業貿易センター浜松町館で開催されるTIFFCOM 2025に招待され、セールスエージェント、配給会社、製作会社、投資家、配信事業者といった世界の有力バイヤーや投資家と1対1のミーティングを行う機会を得る。アジアを代表するマーケットであるTIFFCOMの特性を活かし、アジアの才能と国際的な資金を結びつけるハブとしての役割を担う。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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