ゲーム開発・運営の株式会社Cygamesは21日、米ケンタッキー州ルイビルのチャーチルダウンズ競馬場運営会社ChurchillDownsRacetrackとパートナーシップ契約を締結し、「第151回ケンタッキーダービー®」(現地時間5月3日)に協賛すると発表した。これに伴い、前日のケンタッキーオークスデーには冠レース 「Unbridled Sidney StakesPresentedbyCygames」(GⅢ・芝約1100メートル、賞金総額40万ドル)を開催する。
史上最多観客を誇る「偉大な2分間」への参入
ケンタッキーダービーは1875年創設の米クラシック三冠初戦で、観客動員は北米スポーツ随一。「TheMostExcitingTwoMinutesinSports®」の異名どおり、アメリカ競馬の象徴的イベントとして知られる。Cygamesは2023年のブリーダーズカップに続く米国メジャーレース協賛で、グローバル展開を加速させる狙いだ。
冠レースで企業ロゴを露出
「UnbridledSidneyStakes」当日はスターティングゲートやサドルタオル、ゴールライン標識にCygamesロゴを掲出。レースは3歳以上牝馬限定のスプリント戦で、ケンタッキーオークスデーの第6競走(午後1時44分発走予定)として組まれる。
2日間限定で試遊・体験ブース
5月2・3日の両日、競馬場インフィールドに試遊ブースを設置し、以下の4タイトルをプレイアブル展示するほか、360度撮影フォトスポットも提供する。
『Shadowverse:WorldsBeyond』
『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』
『グランブルーファンタジーリリンク』
『ウマ娘プリティーダービー』
Cygames渡邊社長コメント
長い歴史と伝統を持ち、アメリカクラシック三冠競走の初戦として名高い「ケンタッキーダービー」に協賛できることを非常に嬉しく思います。今回の協賛を通じて、多くの方々が当社の存在を知っていただく契機になればと願っております。
今後の展望
昨年11月のブリーダーズカップ冠協賛に続く米競馬界との協働は、英語版『ウマ娘プリティーダービー』のリリース決定とも連動し、北米マーケットでのブランド認知拡大を図る戦略とみられる。同社はゲーム・アニメ・音楽を横断するクロスメディア展開でIP価値を高めつつ、世界的スポーツイベントを活用したプロモーションを強化していく方針だ。