BABEL LABEL、新体制で制作力強化へ 監督・櫻井圭佑、脚本家・灯敦生ら4名が新たに所属

BABEL LABELは制作体制の強化を目的とした新体制を発表。監督として櫻井圭佑、宮森玲実、米倉強太の3名、脚本家として灯敦生の所属が決定した。

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BABEL LABEL、新体制で制作力強化へ 監督・櫻井圭佑、脚本家・灯敦生ら4名が新たに所属
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映画『正体』や日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』など、話題作を次々と世に送り出しているコンテンツスタジオ「BABEL LABEL」が、2025年7月25日、制作体制の強化を目的とした新体制を発表した。新たに監督として櫻井圭佑、宮森玲実、米倉強太の3名、脚本家として灯敦生の所属が決定。実力と実績を兼ね備えたクリエイター陣の参画により、同社の企画・制作能力のさらなる向上が期待される。

BABEL LABELは、藤井道人監督をはじめ、映画『帰ってきた あぶない刑事』の原廣利監督など、現代の映像業界を牽引する気鋭のクリエイターが多数所属するプロダクションだ。近年では、単なる映像制作に留まらず、企画開発から制作、宣伝までを一貫して手掛ける「コンテンツスタジオ」としての機能を強化している。

新加入の櫻井圭佑は、映画『君に幸あれよ』で長編監督デビューを果たし、写真家としても活躍するマルチクリエイターだ。宮森玲実は、初長編監督作『わたしの頭はいつもうるさい』が劇場で異例のヒットを記録し注目を集める。米倉強太は、ファッションブランドの映像制作で国際的に活動し、2025年公開予定の阿部寛主演作『キャンドルスティック』で長編監督デビューをかざった。脚本家の灯敦生は、テレビドラマ「お耳に合いましたら。」や「外道の歌」など、話題のドラマ脚本を多数手掛けている。

若手レーベル「2045」も拡充、次世代クリエイター7名が参加

今回の体制強化は、若手クリエイターの発掘・育成にも及んでいる。20代のクリエイターが挑戦できる場として2025年3月に発足した新レーベル「2045」に、新たに7名の若き才能が加わった。加入したのは、監督として浮田聡也、カワイ・ヒバリ、杵村春希、龍村仁美、吉村美雲の5名、脚本家として鷹文侑飛、前田志門の2名。

レーベル名「2045」は、AIが人間の知能を超えるとされる技術的特異点(シンギュラリティ)が到来すると予測される年に由来する。テクノロジーが進化する未来においても、人間ならではのクリエイティビティで挑戦し続けるという強い意志が込められている。 BABEL LABELは、同レーベルを通じて次世代を担うクリエイターに活躍の機会を創出し、業界全体の活性化に貢献していく構えだ。

設立15周年、コンテンツスタジオとして飛躍目指す

2024年には、日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』がアジア全域で興行収入26億円を突破し、映画『正体』が第48回日本アカデミー賞で最多12部門13の優秀賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ているBABEL LABEL。 設立15周年の節目となる2025年、今回の新体制は、同社が日本を代表するコンテンツスタジオへとさらなる飛躍を遂げるための重要な一手となる。

同社の代表取締役である山田久人氏は、「300名を超える応募者の中から厳選された11名」と、今回の新加入メンバーへの期待を語る。最年少は18歳から最年長31歳まで、多彩な才能が集結した。

脚本家集団「Writers' room」の設置や若手レーベル「2045」の運営など、クリエイターが最大限に能力を発揮できる環境づくりを推進してきた同社。新たな才能との化学反応により、今後どのような革新的な映像作品が生み出されるのか、注目が集まる。

《Branc編集部》

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