「2024 TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ(Taiwan Creative Content Fest )」が11月5日に台湾・台北市・南港展覧館Center, Hall2にて開幕した。
本イベントは日本の文科省に相当する台湾文化部のもとに設立された、台湾文化コンテンツ産業のサポートと国際化を促す独立行政法人「台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー 」(以下、TAICCA 読み:タイカ)が主催する。5年目となる今年は、「ピッチング」「マーケット」「フォーラム」の3つを柱に、11月5日から11日8日の日程で開催される。
5日に行われた開幕式には、台湾の文化部事務次官の王世志氏をはじめ、文化院理事長、文化院院長、立法院議員や映画テレビ協会、テレビ局の代表、国外からのゲストなど多方面の業界関係者が多数出席した。
文化部事務次官の王世志氏は、「文化部はTCCFへの投資を通じて台湾の文化コンテンツ産業を結びつけ、本来の政府補助金プログラムに加えて、市民権に基づく真の市場原動力を切り開き、より国際的な繋がりを持つ文化コンテンツを制作し、台湾人が自らの物語を語れるようにしたいと考えている」とコメント。
TAICCAの蔡嘉駿会長は「各界の努力により、5年目を迎えたTCCFは、世界市場における台湾の文化コンテンツ産業の指標となる展示会となった。今後、台湾の文化コンテンツの質と量を世界に知ってもらい、提案、交渉、討論の場を通じて、より多くの国際協力とビジネスチャンスの創出につながることを期待している」と述べた。
今年のTCCFは過去最大規模となっており、50カ国から600のプロジェクトが参加、101のブースが設けられ、30カ国から300人以上の国際的な専門家、メディア、バイヤーが参加。30人の各国のスピーカーが15のセッションを盛り上げていく。