SAG-AFTRA Twitterより
映画俳優組合 - 米国テレビおよびラジオ芸術家連盟(SAG-AFTRA)は、TikTokなどのSNSを利用して、早ければ来週にもストライキを開始するというメッセージを発信したとVarietyが報じている。映画製作者協会(AMPTP)との契約交渉の真っ只中にあるSAG-AFTRAは、「ストライキが必要になったら」と題した42秒のビデオを公開した。
@sagaftra If a strike becomes necessary, we’re ready. #SAGAFTRAstrong #sagaftramembers ♬ original sound - SAG-AFTRA
また、6日には16万人の組合員にアンケートを配布し、看板作りやテレフォンバンク、Tシャツの配布など、ロサンゼルスやニューヨークなどでのストライキを支援するボランティアを募集する予定であることを通告した。
SAG-AFTRAは、AMPTPとの最新の協議において、7月12日午前0時(米国東部標準時)という期限に直面している。もし交渉が上手くいかなければ、ハリウッドは1960年以来の俳優と脚本家の同時ストライキに揺れることになる。
SAG-AFTRAは16万人の俳優を代表しており、ストライキが起これば全てのテレビ・映画の脚本制作は実質的にストップ。5月2日にAMPTPに対してストライキを行った全米脚本家組合(WGA)によって、業界はすでに障害を受けている。