ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、2025年までストリーミングサービスで「サウスパーク」の既存および新規エピソードを独占配信する権利として、パラマウント・グローバルに5億ドル以上を支払ったにも関わらず違反されたとして訴訟を起こした。
金曜日にニューヨーク州最高裁判所に提出されたこの訴訟は、パラマウント・グローバルが「サウスパーク」の特番やその他のコンテンツを自社の「Paramount+」というプラットフォームに誘導し、契約に違反したと主張している。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの子会社であるHBO Maxは、当時の親会社AT&Tが2020年5月にHBO Maxストリーミング・プラットフォームの立ち上げを準備していたため、2019年10月にパラマウント・グローバルと「サウスパーク」エピソードの権利について膨大なライセンス契約を設定していた。今回の訴訟で、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーはパラマウントが「ワーナー/HBOを犠牲にしてParamount+を支えることを露骨に意図した」とし、パラマウントが「複数かつ明白な事実の歪曲と契約違反」に関与したと主張している。