Hulu、韓国のグローバルスタジオPLAYLISTとの日韓共同ビッグプロジェクトを開始

Huluは韓国コンテンツスタジオ「PLAYLIST」とタッグを組み、「愛の不時着」、「梨泰院クラス」のヒットメーカーを迎えWEBマンガ原作のドラマを制作する。本プロジェクトを筆頭に2023年のHuluは、国内・海外のオリジナルドラマ制作を強化していく方針。

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© PLAYLIST ©HJホールディングス©NAVER WEBTOON, ©STUDIO JHS Hulu、韓国のグローバルスタジオPLAYLISTとの日韓共同ビッグプロジェクトを開始
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動画配信サービスのHuluは、韓国最大手のインターネットサービスNAVERのグループ会社のグローバル総合コンテンツスタジオPLAYLISTとタッグを組み、韓国発のオリジナルドラマを制作する【共同ビッグプロジェクト】の開始を発表した。

プロジェクトの第一弾として、「愛の不時着」のユン・ヒョンギチーフプロデューサーと「梨泰院クラス」のイ・ミナチーフプロデューサーという世界的ヒットメーカー2人を迎え、韓国の大人気WEBマンガを原作としたドラマ、Huluオリジナル「プレイ・プリ」を2023年に制作する。

Huluオリジナル「プレイ・プリ」は、グローバル累計閲覧数2.1億回(※22年12月31日時点)を誇るWEBマンガ「プレイリスト」が原作。アイドルとの秘密の恋を描くラブストーリーとなっている。

韓国の大手制作会社「スタジオドラゴン」出身で「愛の不時着」や「青春の記録」など数々のヒット作を手がけてきた敏腕プロデューサーのユン・ヒョンギ氏は、本プロジェクトについて「グローバルトレンドを先導するドラマを作りたい」と意欲を述べ、「(オリジナルサウンドトラックを含め)多方面で作品をお楽しみいただけるように、制作を進めていく予定です」と語っている。

また、「梨泰院クラス」を大ヒットに導いたチーフプロデューサーのイ・ミナ氏は、「Huluと共同プロジェクトをすること自体が非常に意味のあること」だとコメントしている。

本プロジェクトを筆頭に2023年のHuluは、国内・海外のオリジナルドラマ制作を強化していく方針だ。Huluでは、国内オリジナルドラマ「君と世界が終わる日に」をはじめに、「ゲーム・オブ・スローンズ」のプロデューサーが手がける国際連続ドラマ「THE SWARM/ザ・スウォーム」「Concordia(コンコルディア)」、日本の伝説的大人気漫画原作を仏英日の共同製作で実写化する「神の雫/Drops of God」、ヨーロッパ最大級の制作会社が主導する「THE HEAD」など、海外ヒットメーカーとの共同製作ドラマにも力を入れている

そんな中で、世界中から熱い視線が送られる「韓国ドラマ」にも注目し、今回革新的なコンテンツを生み出す韓国制作会社との初のコラボレーションが実現した。韓国ドラマに日本のテイストを融合させることで新たなケミストリーを生み出し、国境を越えた共感を呼ぶ作品の制作を目指す。さらに、今回の共同プロジェクトを通して、独自コンテンツのさらなる強化と、Huluでしか味わえない視聴体験の向上を追及していく予定だ。

髙谷和男(Hulu 代表取締役社長) コメント

Huluは現在、世界各国のスタジオやプロデューサーと国際共同製作ドラマを数多く制作していますが、この度、いま大きな注目を浴びている韓国のグローバルスタジオ・PLAYLIST社との新たなドラマプロジェクトがスタートいたします。
圧倒的なクリエイティブ力を放つPLAYLIST社、しかも世界的なヒットメーカーであるユン・ヒョンギさん、イ・ミナさんと一緒に作品を作れることは大変光栄な事であり、本当に感動しています。日本、韓国だけでなく、世界中のKコンテンツファンが熱狂するドラマを皆様にお届けできる日を、今から心待ちにしています。


長澤一史(Hulu チーフ・コンテンツ・オフィサー)コメント

初めての韓国のパートナー、初めての韓国語作品、しかもユン・ヒョンギさんxイ・ミナさんというドリーム・タッグ。PLAYLIST社との共同プロジェクトは本当に刺激的です。稿を重ねる毎に次第に輝きを増していくキャラクター達に、とてもワクワクしています。この後どんな音楽と共にこのキャラクター達が物語を紡いでいくのか?王道のラブコメでありながら今の時代の新しさを纏うこの作品を、日本・韓国のみならず世界中の視聴者の皆さんにお届けできるのが楽しみです。


パク・テウォン(PLAYLIST社 代表) コメント

PLAYLIST社は今年を、コンテンツ制作力量を土台にグローバルスタジオに生まれ変わる元年にしようと思います。 主な経営キーワードである「持続可能な成長」と「新しいトレンド提示」を基盤に、本格的に日本進出を宣言することになりました。今回の共同プロジェクトで両社が強固なパートナーシップを継続し、シナジー効果を出すことを期待しています。

《marinda》

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Branc編集長 marinda

Brancの編集長です。好きな動物はパンダです🐼