
日本BS放送(BS11)は、2025年8月期第2四半期の決算を発表した。減収となったものの、積極的なコストコントロールと成長分野への投資が奏功し、営業利益・純利益は大幅に増加。アニメ事業や配信事業の拡大が、BS11の業績を下支えしている。
IMAXのCEOは、中国の輸入制限が高い興収が見込めない作品に影響し、IMAXのビジネスには重大な影響がないと発表。第1四半期は過去最高の売上を記録し、地域作品への注力も示唆した。
東宝は2025年3月の興行収入が約79億円で前年比61.1%と発表。多彩なラインナップがあったがサプライズヒットがなく、全体的には前年より減少傾向にある。
IGポートは、版権事業が好調で売上高が32.9%増加。映像制作事業は赤字が拡大するも版権収入で取り戻すスキームが確立している。通期予想は変更せず、今後の戦略コンテンツは『春夏秋冬代行者 春の舞』。
10月11日より北米での上映がスタートする、『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』。本作の北米配給を手がけるのは東宝グループ会社のToho Internationalで、本レーベルとしてアニメ作品を配給するのは初の試みとなっている。
人気バンドMrs. GREEN APPLEのライブツアーを映像化した『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』が興行収入10億円を突破。直近、映画館でのライブフィルム上映やライブビューイングが高い興行収入を記録する事例が増えてきている。
今秋は『ビートルジュース ビートルジュース』が大ヒット中の北米映画市場。秋以降も期待できる作品が多く揃っている。
夏休みを盛り上げた、『キングダム 大将軍の帰還』、『インサイド・ヘッド2』に続きお盆シーズン明けには『ラストマイル』が大ヒット。今年は年末に向けた大型のアニメ作品が不在で、邦画実写の存在感が試される冬興行になりそうだ。