
全世界興行収入は1,000億円を超え、快進撃の続く『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。“実写版マリオ”の失敗からしばらく映画界から距離をおいた任天堂が、ここまでのヒットに至った理由とは?そして日本コンテンツの在り方とは。
アイアンマン、スパイダーマン、バットマン…数々のスーパーヒーローは幾度となく世界を救ってきた。
入学や卒業、入社や退職…出会いや別れの多い春シーズン。しかし、映画界においては年に数回の書き入れ時シーズンであり、ビッグヒットを狙った大型作品が多く公開される。
昨年2022年は『ONE PIECE FILM RED』や『THE FIRST SLAM DUNK』『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』など、大ヒット作品を次々と送り出した東映。配給の年間興収は325億円を記録と、2009年の最高記録(179億円)を大幅に塗り替え、なんと約1.8倍も最高記録を更新した。
テレビアニメの劇場版作品の大ヒットが続く中、元からの知名度が比較的低い劇場単独のアニメーション作品は中々ヒットに恵まれない現状にある。そんな中、昨年12月に公開された『かがみの孤城』が大ヒット中だ。