株式会社FIXERと東京メトロポリタンテレビジョン株式会社は2026年8月27日、テレビ番組およびテレビCMの考査業務を支援するAI考査システム「GaiXer Review Agent(ガイザー レビュー エージェント)」を共同開発したと発表した。映像・音声・台本・絵コンテなどを対象に、放送基準や関係法令への適合性をAIが判定・提示する。TOKYO MXでは既に本格導入済みで、外部提供に向けたサービス展開も開始した。同システムは特許出願中。
考査業務の属人化と負荷増大が開発の背景
テレビ放送では、放送法や日本民間放送連盟の放送基準、景品表示法などの関連法令に抵触しないかを放送前に確認する「考査」が行われている。しかし確認すべき項目は年々増加し、短納期での対応も求められるため、現場の業務負荷は慢性的に高い水準にあった。加えて、判断が担当者の経験に依存する部分が大きく、異動や退職時のノウハウ継承が困難であるという課題も抱えていた。




