【アヌシー現地レポート】創業50年の日本アニメーション、次の50年へ。サラマンダーと共同開発中の新作3本を披露、国際共同制作にも意欲

創業50周年を迎えた日本アニメーションが、アヌシーMIFAで「次の50年」への展望を発信。名作を支えた理念を振り返り、サラマンダーとの新作3企画を披露。国際共同製作への意欲も示した。

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【アヌシー現地レポート】創業50年の日本アニメーション、次の50年へ。サラマンダーと共同開発中の新作3本を披露、国際共同制作にも意欲
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アヌシー国際アニメーション映画祭のマーケット「MIFA」で、創業50周年を迎えた日本アニメーションが、スタジオフォーカス・セッション「Nippon Animation: 50 Years of Storytelling and Beyond」を開催した。『フランダースの犬』『ちびまる子ちゃん』など、世代を超えて愛される名作を生んできた同社が、いま見据えるのは「次の50年」だ。過去の歩みを振り返るだけでなく、パートナー企業である株式会社サラマンダーと共同開発中の新作企画を披露し、国際共同製作への強い意欲も示した。本稿では、そのセッションの模様をレポートする。


半世紀の歩みが育んだ「三本柱」

セッションは、日本アニメーションの歩みを紹介するところから始まった。

日本アニメーションは1975年、登壇者で同社取締役の平塚仁美氏の祖父にあたる本橋浩一氏によって創業された。「Nippon Animation」という社名には、「日本を代表するアニメーションスタジオを作る」という創業者の志が込められているという。銀座という当時としては異例の立地にも、「銀座は日本の文化の中心地になる」という先見があった。

宮崎駿、高畑勲をはじめとする名匠たちが在籍した草創期に触れながら、平塚氏は、同社を支えてきた「フィロソフィー・クリエイティビティ・ビジネス」の三本柱を紹介した。作品の権利を自社に留保するだけでなく、開発、管理、展開まで一貫して手掛ける体制。それこそが、IPの価値を長期的に育ててきた原動力だと語った。


《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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