ハリウッド撮影、テレビ部門は前期比で復調も総撮影日は減少。市長は上限なし税額控除と連邦優遇策を訴え

FilmLAが2026年Q2の撮影活動報告書を公表。総撮影日は前年同期比12.7%減の4,711日と低調ながら、テレビ部門は前期比34.4%増と力強く復調。リアリティ番組への税額控除初適用も追い風となり、州インセンティブの効果が部門ごとにばらつきつつ表れ始めた。

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出典:FilmLA
出典:FilmLA

ロサンゼルス圏の撮影許可を管理する非営利団体FilmLAが7月23日、2026年第2四半期(4~6月)の撮影活動報告書を公表した。

それによると、Q2の総撮影日(Shoot Days:SD)は4,711日。前年同期の5,394日から12.7%減った。前四半期のQ1(5,121日)と比べても水準は下がっている。税額控除プログラムの効果は部門ごとにばらつきながら表れ始めているが、全体としての回復にはもう少し時間がかかりそうだ。

カリフォルニア州の映画・テレビ税額控除プログラム「Version 4.0」によるインセンティブの付与は着実に広がっている。7月発表の41件を加え、これまでに合計170プロジェクトへ達した。多くはロサンゼルス圏での撮影を予定しており、ステージ撮影ではなくロケ撮影を行う作品については、制作が始まった後にFilmLAの許可記録へ反映される。

前回のQ1レポートでは長編映画の急回復が最大のハイライトだった。今四半期はこれが一転し、テレビ部門の復調とリアリティ番組への税額控除初適用が主役となった。



《杉本穂高》

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杉本穂高

Branc編集長 杉本穂高

Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。

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