NGO団体「KOI NIPPON」は、バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)のアニメーションとイラストレーションを紹介する展覧会「Baltic Island」を、2026年6月1日(月)から6月14日(日)まで、東京・南青山のスパイラルガーデンにて開催する。
2024年開催の「Human Baltic」展に続く本企画は、バルト地域の視覚芸術に焦点を当てた国内初の大規模展示となる。
映画『Flow』などで注目を集めるバルト地域の視覚表現
近年、アニメーション映画『Flow』の国際的な評価や、リトアニアの芸術家M.K.チュルリョーニスの回顧展などを契機に、日本国内でもバルト三国のビジュアルカルチャーに対する関心が高まりつつある。
本展では、イラストレーション展とアニメーション上映プログラムを中心に構成される。イラストレーション部門では、ビアンカ・ソー(エストニア)とイエヴァ・バビライテ(リトアニア)のキュレーションにより、同地域を代表する作家30名による150点以上の作品が展示される。バルト地域の視覚芸術は、過剰な演出や説明を抑え、余白や空気感、暗示的な表現を重視する傾向があり、本展でもその特質を反映した作品群が紹介される。

多様なテーマを扱う50本以上のアニメーション上映プログラム
映像産業関係者にとっての主要なコンテンツとなるのが、50本以上の厳選された作品群によるアニメーション上映プログラムである。
ラトビアのアンナ・ザカがプログラムディレクターを務め、実験的な前衛表現から、皮肉を交えたユーモア、家族を題材にした物語まで、テーマ別に構成された上映が行われる。従来型の物語構造に依存せず、観客の想像力に働きかけるバルト・アニメーションの独自の手法は、一般の観客はもちろん 、国内の映像クリエイターやスタジオ関係者にとって、新たな表現技法を視察する機会となる。

日本の映像スタジオ・出版業界に向けたネットワーキングの実施
本展は作品展示に留まらず、バルト地域のクリエイターと日本の映像スタジオや出版社をマッチングするプラットフォームとしての機能も有している。
2週間の会期中には、両地域の業界関係者を繋ぐための業界向けパネルディスカッション、ネットワーキングセッション、および実践的なワークショップが実施される予定である。企画・制作を担う「KOI NIPPON」は、日本とリトアニアのクロスカルチュラル・ディプロマシーを専門としており、本イベントを通じて両地域のクリエイティブ産業における新たなビジネス交流の場となることが期待される。
また、関連企画として、日本に居住するウクライナ難民支援を目的としたチャリティー・アートオークションも併催される。
【開催概要】
展覧会名: Baltic Island
会期: 2026年6月1日(月)~6月14日(日)
会場: スパイラルガーデン(東京都港区南青山5-6-23)
内容: イラストレーション展示、アニメーション上映プログラム、業界向けネットワーキング、チャリティー・アートオークションほか
企画・制作: KOI NIPPON
公式ウェブサイト: https://baltic-island.com/









