株式会社ファミリーマートは、一般社団法人アニメツーリズム協会に小売・流通業として初めて加盟したことを発表した。今後は同協会が選定する「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」と連携し、全国各地のアニメ舞台に位置する店舗を作品の世界観で装飾する「ラッピング店舗」を順次展開していく。その第1弾として、2026年3月17日より東京都豊島区池袋にて、アニメ『デュラララ!!』のラッピング店舗を展開する。
IPを活用した「あそべるコンビニ」への挑戦
ファミリーマートは、2026年9月の創立45周年に向けたスローガン「いちばんチャレンジ」の一環として、「いちばんわくわく楽しい」場づくりを推進している。今回の一般社団法人アニメツーリズム協会への加盟は、小売・流通業としては初の試みとなる。
これまで同社が重視してきた“衣・食・住”の価値に“遊”の要素を掛け合わせた「あそべるコンビニ」をテーマに掲げ、リアルな店舗空間にアニメ作品の世界観を融合させる。作中にファミリーマートが登場するアニメ作品の舞台(聖地)を中心に展開することで、ファンに対して深い没入感を伴う新たな買い物体験を提供する狙いだ。
限定グッズやプリント販売も視野に
具体的な取り組みの第1弾として、2026年3月17日(火)から5月下旬までの期間、東京都豊島区の「ファミリーマートサンシャイン西店」にて、アニメ『デュラララ!!』のラッピングを実施している。
同作は池袋の街並みが忠実に描かれていることで知られ、今回対象となる店舗もアニメ第2期のオープニングに実際に登場する。作中の“リアルな舞台”を公式に装飾することで、聖地巡礼の新たなランドマークとする狙いだ。

また、ラッピング店舗での限定グッズ販売や、全国のマルチコピー機を利用した「ファミマプリント」の販売も予定されており、IPを活用した複合的な展開が計画されている。
※店内での写真撮影は不可
地域活性化への貢献
アニメ作品の舞台を巡る「聖地巡礼」は、国内外の観光客を地方へ誘引するコンテンツツーリズムとして期待されている。アニメツーリズム協会は毎年全世界のアニメファンからの投票をもとに「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」を選定し、地域と観光客をつなぐ役割を担ってきた。
ファミリーマートは第1弾の『デュラララ!!』を皮切りに、2026年度はラッピング店舗の展開を全国で積極的に推し進める方針だ。全国に広がる店舗網を活用し、各地域の店舗を通じて地域活性化に寄与していく構えだ。また、アニメツーリズム協会の取り組みと連動することで、広域観光ルートの形成を後押しする役割も期待される。




