文化庁、アニメ人材育成に最大1,000万円を支援。制作会社4社の育成ノウハウを公募

文化庁は、アニメーション制作における人材育成の新たな取り組みとして「令和7年度アニメーション制作における人材育成プログラムの実践・情報提供事業」への参加企業の募集を開始。アニメーション制作会社が実践する人材育成プログラムに対し、1社あたり最大1,000万円(税込)を委託費として支援する。

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総合的なアニメーション人材に関する実証研究事業
総合的なアニメーション人材に関する実証研究事業

文化庁は、アニメーション制作における人材育成の新たな取り組みとして「令和7年度アニメーション制作における人材育成プログラムの実践・情報提供事業」への参加企業の募集を開始した。本事業は、アニメーション制作会社が実践する人材育成プログラムに対し、1社あたり最大1,000万円(税込)を委託費として支援するもので、4社の採択を予定している。深刻化するアニメ業界の人材不足に対応するため、制作現場のノウハウを集約し、今後の人材育成プラットフォーム構築に活かす狙いだ。

アニメーターをはじめとする専門人材の育成は、業界全体の急務となっている。今回の事業では、選定された制作会社(採択者)に対し、各社が持つOJT(On-the-Job Training)やOFF-JT(Off-the-Job Training)の教材やカリキュラム、ノウハウの整理と情報提供を求める 。採択者は2025年10月上旬から2026年1月下旬までの事業期間で、自社の人材育成プログラムを実践し、その内容や成果を報告する。



《Branc編集部》

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