ミニシアターは苦境に陥り、市場は邦画やアニメが席巻する。
厳しい向かい風の中、なぜあえて今、インディペンデント洋画の配給事業を立ち上げるのか?
この問いの答えは、これからの映画ビジネスを生き抜くための「次の一手」になるかもしれない。
フランス出身のバイヤー、ティボ・ベネト氏を迎え、そのドラマチックなキャリアと未来への戦略に迫ります。
こんなことが聞ける!
【逆転のキャリア戦略】 未経験・コネなしから、いかにして映画業界の扉を開いたのか。その軌跡は、全ての業界人・学生にとって大きなヒントになります。
【ヒットの裏側】 カンヌで絶賛された『ジュリーは沈黙したままで』をいかに買い付けたのか。作品を見抜く視点からビジネス戦略まで、リアルな内情を直接聞ける貴重な機会です。
【未来への人脈】 Q&Aではティボ氏に直接質問が可能。さらに、軽食付きの懇親会で、未来を創る仲間と出会えます。
【開催日時】 2025年9月17日(水) 19:00 START
【会場】 株式会社イード セミナールーム(東京都中野区本町一丁目32番2号 ハーモニータワー18階、アクセス)
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こんな方におすすめです
【映画業界で働く、プロフェッショナルのあなたへ】
インディペンデント市場の厳しさを肌で感じ、ビジネスの新たなヒントや企画の種を探している。
海外との仕事は多いが、働き方の違いや国際的なキャリアパスについて、もっとリアルな話が聞きたい。
配給や買い付けの最前線を知り、自分の審美眼や戦略をアップデートしたい。

【映画業界を夢見る、未来のあなたへ】
「映画が好き」という想いはある。でも、コネも経験もない自分に、あの世界の扉が開くはずがないと諦めかけている。
業界の華やかなイメージだけでなく、「好き」を仕事にするということのリアルな部分を知りたい。
就職活動やキャリア選択の前に、業界の最前線を知り、自分の指針を見つけたい。
その答えと、次への一歩が、ここにあります。

トークテーマ
当日は、MCの杉本穂高が鋭く切り込み、ここでしか聞けない本音を引き出します。
なぜフランスから日本へ? 映画業界を目指した波乱万丈の道のり
なぜ今、洋画配給なのか? インディペンデント市場の現状と勝算
『ジュリーは沈黙したままで』買い付けの決め手と、作品への想い
「好き」を仕事にするということ - 日本の映画産業で働くリアル
配給の次は「制作」や「映画祭」へ? ティボ氏が描く未来のキャリア図
※内容は調整中のため変更の可能性がございます。
GUESTプロフィール

Thibault Beneteau(ティボ・ベネト)
オデッサ・エンタテインメント コンテンツアクイジション
フランス出身。2011年3月に来日。2014年、映画美学校(フィクション・コース第18期初等科)にて映画づくりの基礎を学ぶ。2018年、映画配給会社アンプラグド入社。バイヤーアシスタントとしてカンヌ映画祭へ参加。2019年、ポニーキャニオンエンタープライズ(現在クープ)入社。NETFLIXのライブラリー作品の配信コーディネーターを務める。2022年、オデッサ・エンタテインメント入社。コンテンツアグリゲーションとコンテンツアクイジションを行う。さらに本年より配給事業を立ち上げ、10月には初の単独配給作品『ジュリーは沈黙したままで』の公開を迎える。

杉本穂高(MC)
Branc編集長
Branc編集長(二代目)。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。
イベント詳細 & プログラム
【開催概要】
日時: 2025年9月17日(水) 19:00~21:30/18:30開場
会場: 株式会社イード セミナールーム(東京都中野区本町一丁目32番2号 ハーモニータワー18階、アクセス)
定員: 40名
参加費:
BRANC MEMBERSHIP ライト会員(有料会員):無料
一般(無料会員):2,480円
【タイムテーブル】
18:30 | 開場
19:00 | イベント開始
19:05 | トークセッション①
19:35 | トークセッション②
20:05 | Q&A 参加者の皆さんを交えたディスカッション
20:30 |懇親会・ネットワーキング(軽食、ドリンクあり)
21:30 | 終了予定
会場で、熱意あるあなたとお会いできるのを楽しみにしています。
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席を確保する■『ジュリーは沈黙したままで』について

ベルギーの新鋭、レオナルド・ヴァン・デイル監督が15歳のテニス選手の心に迫る長編デビュー作。カンヌ映画祭でSACD賞を受賞し、アカデミー賞ベルギー代表にも選出された静かなる傑作。スポーツ界でティーンエージャーが「小さな大人」として扱われる問題や、選手とコーチの危うい関係性を描き出す。ダルデンヌ兄弟や大坂なおみがプロデューサーとして参加。主演には実際の若きテニス選手を起用し、沈黙が弱さではなく強い意志の象徴であることをリアルな競技描写と共に表現。思春期の揺れる心理に静かに寄り添う物語。
【作品概要】
『ジュリーは沈黙したままで』(英題:Julie Keeps Quiet)
2025年10月3日(金)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国公開
監督:レオナルド・ヴァン・デイル
出演:テッサ・ヴァン・デン・ブルック、クレール・ボドソン、ピエール・ジェルヴェー、ローラン・カロンほか
2024|ベルギー・スウェーデン合作|オランダ語・フランス語・ドイツ語|100分|カラー|5.1ch|1.85:1|原題:Julie zwijgt | 日本語字幕:橋本裕充
公式サイト:https://odessa-e.co.jp/julie_keeps_quiet/
配給:オデッサ・エンタテインメント
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